アニマル衛生士コース

ANIMAL HEALTH

アニマル衛生士科(2年制)動物の生命を守る人になる

プロが活躍する現場を自分の目で見て学ぶ

動物病院でペットの診察や手術のサポートを行ったりするのがアニマル衛生士の仕事。院内での連携はもちろん、飼い主さんやペットに対しても、より細やかな対応が求められる時代だけに、確かな知識と技術の習得は不可欠です。学院に動物病院を併設しているので、プロが活躍する現場を自分の目で見て体験しながら学ぶことができます。

概要

修学期間 2年
授業日数 週5日
授業時間 10:30〜16:30 (終了時間は授業内容により異なります)
入学資格 18歳以上の男女
入学期 4月
主な就職先 ペットショップ/動物病院など

カリキュラム

まわりの人から信頼されるアニマル衛生士をめざしましょう!

動物病院が併設されているので、実際の現場体験ができ、即戦力となる衛生士を育てます。 医療知識だけでなく、医師のサポート、受付事務や接客マナーの修得を通して、まわりの人から信頼されるアニマル衛生士をめざしましょう!

トリミングを習得

衛生士のライセンスだけでなく、就職の幅を広げるためJKCのトリマーライセンスを取得できます。

2年間に学ぶ科目例

  • 基礎獣医学(解剖生理学、寄生虫学、伝染病学、薬理学、繁殖学、公衆衛生学、放射線学など)

  • 病院実務

  • 動物看護学

  • インターン研修

  • トリミング 等

  • その他犬のしつけ、ビジネスマナー

  • ドッグマッサージ

生徒の声

アニマル衛生士コース

ナンバペットで学ぶ生徒さんにインタビューしました。

  • 授業、講義はどこでしますか。また、どのような機材が使用されていますか?

    本校の講義室では座学で、基礎獣医学や看護医学を学んでいます。はじめは知らない言葉だらけで大変でしたが、丁寧に教えて頂けるのでどんどん吸収できましたね。
    本校併設の動物病院では主に実習をしています。実際に患者さんが来て、獣医さんが施術しているところを現場で見ることができます。本当に実践、という感じがしますね。
    使う機材は遠心分離器や顕微鏡と見慣れないものが多いです。でも、実際に機材を目の前にして使い方や用途を教えて下さるので、とても分かりやすいんです。

  • 獣医さんのサポートとして心がけておくことはなんですか?

    獣医さんの行動を先読みすることですね。獣医さんが次になにをしようとしているのか、どの器具を使おうとしているのかをよく観察するように心がけています。現場では一分一秒を争うような状況もありますので、全ての動作が無駄なくスムーズに行えるようなサポートを心がけています。そのためには、しっかり獣医さんとコミュニケーションを取らなければいけないし、どれだけ情報を自分がキャッチできるかが大切です。また、施術を受ける犬ともコミュニケーションを取り、お互いの信頼関係を築くことがサポートにとって重要だと思っています。

  • お客様に対して注意しておくべきことはなんですか?

    自分の飼い犬を病院に預けることで、お客様は本当に不安な気持ちでいっぱいになると思うんです。飼い犬はいったい何が辛いのか、どこが悪いのか。お客様にとって、状況が分からないということが一番の恐怖なんですね。その不安を取り除くために、私たちは飼い犬の状況を細かく、そしてわかりやすく伝えなければならないと思っています。お客様に手術中のことなどをわかりやすく、リアルタイムで伝えることで、今の状態を把握していただきます。説明を重ねることで、お客様との間に信頼関係が生まれます。コミュニケーションを取ることで、より犬の情報も聞きだすこともできますね。

  • どのような授業、講義の時間が多いですか?

    学生に実際にオペの現場の雰囲気や、そこでの動きを肌で感じてもらって学びにつなげる授業が多いです。学生がどれだけ積極的になれるか、授業に対しての姿勢で学びの質が変わりますね。オペの時間では、緊急性のある帝王切開が多いです。 ナンバペットはトリマーが強い学校なので、看護の学生もトリミングができるようになります。普通の看護士さんではできない仕事も学べるので、実際の現場では即戦カになります。

  • 先生や先輩からどのような指導を受けますか?

    担任の先生は優しくもあり、厳しくもありあます。 実習中は細かな指導をしてくれます。犬の体調に合わせた現場作り、例えばエアコンの温度設定や、部屋の換気管理等、細部にわたって教えていただけます。ただ仕事の内容を事務的に教えるんじゃなくて、人との接し方や挨拶の仕方、掃除の仕方など、社会に出たときのための基礎になる部分までフォローしてもらっています。本当の仕事場の雰囲気を感じさせてもらっていますね。 先輩も、ただ優しいだけじゃなく厳しさをもって接していただけます。どんどん先輩の方から話しかけてくださるので、コミュニケーシヨンが取りやすく、いろんなことを相談できます。また勉強の場面では、お客様のカルテの書き方や、機材のメンテナンス等、ペットを扱うだけでなく自分の身のまわりのことの管理の仕方、お客様との接し方を学び、プロとしての基礎の構築も関係を築いていく中で培われますね。